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【Heroic Paranoia☆2011!!!】遅刻に遅刻しました…
2011-07-11 22:01:54  | コメント(8)

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こんばんは!

昨晩、ギリギリ間に合うはずだったんですがパソコンの調子がすこぶる悪くて日付またいで投稿しちゃった伊那です(長い

ちなみにこのブログもすごく長いです(滝汗)


絵は右・葛飾応為、左・ティントレッタ。


スキャンのせいだけといったら嘘になりますが汚いイラストはさておき。


まずはナツメさん、

【Heroic Paranoia☆2011!!!】延長戦も終了、おつかれさまでした!

ほんっっっっっとう~~に楽しかったです!!><

またの企画を楽しみにしてます♪(笑)


はいっそしてマイナーな二人に登場していただいたのは、私の趣味ではあるんですが、画家とゆーものを描こうと思ってたからなんです。

でもって女子と公言したから、『すぐわかる女性画家の魅力』を読んで決めました。

まあ、ティントレッタはその本には出てこないんですけど。

それぞれの紹介がてら語ります。


葛飾応為
かつしかおうい

c1800-c1866

「北斎は破れた衣を着て机に向かい、周りには食物のゴミが散らかって不潔だった。娘もその塵の中で描いてた」飯島虚心『葛飾北斎伝』下巻

本名は、栄(えい)。応為は画雅。

浮世絵師としてはあまりにも有名な葛飾北斎の三番目の娘であり、彼女もまた画家として活動していました。

(個人的にはナツメさんが北斎描いてたので、おとっつぁんとか思って父娘のやり取りを脳内シュミレートしてました)


絵描きの男のもとに嫁いだが、父親の絵と比較したんでしょう、旦那の絵をばかにしたためか離縁されたという逸話を持っています。

それからは最後まで絵の師であり父である北斎の面倒を見る。

北斎・応為の父娘は貧しく、汚れて住みにくくなるので次々と住む場所を変えて引っ越したとか。

でもそれ、部屋が狭くなったら新築するか他所に移る、みたいなセレブの考え方に似てない?と思うのは私だけでしょうか…(笑)


北斎って、奇人変人なのですが、応為も父に似てなかなか奇行が目撃されているそうです。

まあ、汚い部屋で絵描いてるとか怪しげなキノコ食ってた(だっけ?←おい)とか、

なんだか聞いていると若干、のだめタイプの天才かなあとか思ったんですけど、絵は姐御肌なさばさばした男前江戸っこ女子を目指しました。

仙人になりたいとか言っていて、父の死後は放浪して仙人のように姿をくらませたとかいう。


応為は、北斎にして「美人画では応為にかなわない」と言わしめた絵の腕を持つそうな。すごいですな、応為たん。

そんな応為ですが現在肉筆画は10点ほどしか知られていないそうで、でも北斎の代作をも手がけたんですって。


ちなみに私がすきな応為の絵は『すぐわかる女性画家の魅力』の応為ページに載っている、≪夜桜美人図≫です。

北斎以上に光と影の描写にすぐれた作品、といわれております。

ちょっとだけジョルジュ・ド・ラ・トゥールっぽいと思ったのは私だけではないはず。そういうのがすきな方は是非に♪


江戸も19世紀になると女浮世絵師は安定して増加し、彼女たちは肉筆画や版画のデザインや生産に関わったとされています。

この間、私が描いた歌川国芳も、女弟子を受け入れていたそうです。


そういえばためしにウィキペディア読んでたら、『応為坦坦録』なる小説があるそうですね~気になりました。

北斎がかなり有名ですから、探せば北斎の出てくるお話っていっぱいありそうですね。

というか私、ネットの情報を参考にしてはなかったんですがウィキにも応為たん載ってますね…さすが北斎の娘。

ま、ティントレッタはいなかったけど!


ティントレッタ

本名・マリエッタ・ロブスティ

c1554-1590

イタリアのヴェネツィアで活躍した画家・ティントレット(本名ヤーコポ・ロブスティ)の長女。

当時はやはり、親の職業を受け継ぐ時代だし、応為もそうですが女が何か職を手にするなら親の仕事になるのが自然な流れなんでしょうね。

応為の時代は上記したとおり女浮世絵師も増えてたそうですが、ティントレッタの時代は遡るし場所も違うので事情は異なるでしょうが。


父親のティントレットは、ミケランジェロの素描にティツィアーノの色彩を持つ、とか言われる絵のうまい人なんです。

ミケランジェロは言わずと知れた画家で彫刻家なあの人ですが、マイナーだろうティツィアーノはティントレット親父と同郷のヴェネツィア派の画家です。

もしかしたら、ティツィアーノの絵の方が有名かもしれません。名前よりも絵を見たら、ああ!てなる人かと。

で、つまり、そんなミケランジェロみたいな線で、ティツィアーノみたいな色を塗る。て評されています。でもどっちにも似てない気がしたりするんですけど。←


そんなティントレット親父の子どもたちは、やはり画家になったりして父親の仕事手伝ったりするんですが、長女のレッタもそうです。(略してみた)

息子とかもいて、おねえちゃんなレッタと親父と共同制作してた、というか、弟子あつかいに近かったんじゃないかな。

女性の窮屈な時代ですから、女子と分かると問題なので、男装して絵の手ほどき受けてた、とかいう話だそうで。

たぶん、私の推測ですが、当時は工房で絵を描いていたのでそこで働く弟子の男どもの目をあざむくための男装なんじゃないかと!


このレッタの絵はあまり知られてないですが、父親にそっくりな絵を描くし、共同製作もしていたために親父の絵と区別がつきにくいためでもある、と言われております。

つまり彼女、絵がとても上手いんですね。


そんなティントレッタ子をとりあげたのは、私のティントレット親父(の絵)好きがもとでして、

実は、レッタ子を主人公にして小説かいた過去がある、というせいでもあります。

その時にキャラデザしたほぼそのままでイラスト描きました。


親父自身、日本ではあまり知られていないのを承知で描いたのは、そんな理由もありまして、愛着がありすぎたからなのでした。

娘の絵はネットだとほとんど見られないですが、親父の絵ならばいくらか出てくるのでぜひに!

とか思って自分でも調べてみたら、キリスト教主題の絵画が多くて若干あれかもですね…(どれだ

でも受胎告知とかおすすめです。なんでそうなったと聞きたい。そんなティントレット親父の絵がだいすきだ。

まあ、なんでそうなった絵を描く画家など、それこそ――以下略


ちなみに『すぐわかる女性画家の魅力』はとてもお勧めです。

この「すぐわかる」シリーズは、どれもお勧めです。図書館とかにも入っていると思うのでもし画家とか美術史に興味を持ったら、入門としてはちょうどいいと思うので、気になりましたら是非に♪

それと、応為の絵は『すぐわかる近世日本絵画の見かた』でも一枚紹介されています。これも楽しい本ですよ。

ティントレッタの絵だと『絵筆をとったレディ-女性画家の500年-』に自画像が載っていて、私がじっくり読みたい本です。(知らないよ


更にちなみに(まだ続くんか;)、

例の『すぐわかる女性画家の魅力』に出てきた日本画家の上村松園(うえむらしょうえん)とか、イブリン・ド・モーガン(イギリスの画家)とかも描きたかったですが無理でした(笑)

そこもまたマニアックですね…(笑)でも彼女たちの描く絵がすきなんだよね。


あああ、すいません、歴史好きの上に、画家とかだいすきなんです。語ると長いのでこの辺でっではでは><


追伸・【和風小説企画】もよろしくね☆←



>Regulusさま

こんばんは!わあ、こちらへいらしてくださってうれしいです!><

応為もティントレッタもドマイナーなので(特に後者)、なんというか、大丈夫です!(え
私も自分の好きな分野以外、有名な偉人じゃないと知らない人がけっこう多くって、今回の企画で新しく知った偉人さんいっぱいいます(笑)

そしてRegulusさまは理系なのですね…!私はバリバリの文系なので理系に対する憧れがあって…!
なんかかっこいいイメージがありますv(笑)

画家二人、知的に見えたようでうれしいです^^
話もあんな長いのを面白いといっていただけて…感動です><
私も仙人になりたいです!(笑)

コメント、ありがとうございました~!!^^
投稿者:伊那  [ 2011-07-14 23:20:38 ]


こんにちは(〃´・ω・`)ゞ

葛飾応為、ティントレッタ、お二人とも知りませんでした(;´Д`)
と、いうよりRegulusが知っている偉人さんの数が破壊的に少ないのですが…

Regulusは理数系なので歴史は苦手です(´;ω;`)
と、言い訳してみるw

お二人とも知的で美人で素敵です☆
↑もっとまともな感想を書けw

Regulusは理数系なので国語は苦手です(´;ω;`)
と、言い訳してみるwww


葛飾応為、ティントレッタのお話、面白かったです☆
Regulusも仙人になりたい(え
投稿者:Regulus  [ 2011-07-14 11:32:42 ]


>mさま

こんばんは!またいらしてくださってありがとうございます^^
悩み多き可憐な少女時代、というその響きに私もいろいろ想像ふくらみます♪
応為はやっぱり父親譲りの才能とかっこよさ(笑)があったような気がするんですよね~!
いろいろと感じ取っていただき、うれしいかぎりです^^

そしてティントレット絵を検索していただけたのですか!うれしいです!
私は彼の絵の、色合いとか、大胆な構図が好きなのです♪
乙女ゲ絵師(笑)そんな乙女ゲーならとってもやりたいです、私(笑)

今更、父親も描いていればよかったとか思いました(笑)←遅すぎる
どちらの女性画家も、父親に薫陶を受け、才能を開花させていったというので、似たところ多いですよね~。
二人が会っていたら……!また想像(妄想)がひろがりまくります…!個人的にはライバルで友人ていう二人が理想です~(笑)

コメント、ありがとうございました~~^^
投稿者:伊那  [ 2011-07-13 23:37:14 ]


>ナツメさん

描きたい&好きな偉人はたくさんいるのですが、もう自分の専売特許(?)で行くしかないなーと!(笑)
女性画家はけっこう調べてみると楽しくて、今回ぜひ知ってもらいたかったんですよ~

わわ、検索していただけたのですか!うれしいですv 本当はリンク貼ったらよかったんだろうけど、リンクってあんまりべたべた貼ったら問題かなあと思ってしまい…。。
そして応為たんの夜桜美人図を見ましたか!
女性画家~の本で、誰にしようかなと見ていて、一番絵が好きな画家を選んだので、あれを見ていただけてうれしいです!
いいですよね、あの光と闇の対比がなんともまあ幻想的で><
私も浮世絵の魅力に改めてはまってます!

イタリアルネサンスの話を私にさせると長くなりますので――割愛(ええ
でもけっこう、イタリアルネサンスの時代は画家があちこち影響しあったりしていたので、なんというかこう、あれですよ(どれ
いいところは見習っちゃうぜ☆精神があったのだと思います(何の話だ;

サラブレッド!そういわれればそうですね!このブログ記事でもそう書けばよかった(笑)
そうですよね~女性画家は知れば知るほど楽しいですし、近代以前とかでも活躍している女性を知ると勇気づけられます^^

画家愛です!美術史すきなんでそういわれるとうれしいです♪
私も調べものしたりと改めてこの企画で勉強になったので、本当企画主催、ありがとうございます!!
そしてもう一度、企画盛況のうちに終了、お疲れ様でした^^
投稿者:伊那  [ 2011-07-13 23:27:20 ]


>汀雲さま

こんばんは~!わあいコメントありがとうございますvv
応為さんは私も実は最近知りました(笑)
知的に見えますかね?(喜)
最初にざっと人物像に目を通してからキャラデザして、改めて資料読んだら意外にのだめっぽかったとかいう流れで描いてました(笑)

ティントレッタは父親の方が有名なのに父すら日本じゃちょっと名が売れてない感じなのですよ~
娘なんて尚の事…。。私も比較的最近知りましたし。。

本当は女性画家についてはもっと語りたかったのですが(笑)
女性画家はけっこう近代入ってからやっと活躍できるようになったので、名前が今に伝わるってすごいことですよね~…!
お勉強だなんて照れます←何故

コメント、ありがとうございました~~^^
投稿者:伊那  [ 2011-07-13 23:14:15 ]


こんにちはあ。
お栄ちゃんったら!百日紅、しかナイでしょう杉浦さんてホントは江戸のヒトだもの(だから帰った)
と思ってたのですが。
悩み多き可憐な少女時代とゆうものはあったハズで、そこを想像するならこんな感じ、だなあ。
才能迸るおとーちゃんの才能を請け負う面構え(顔で描く訳じゃないのですが、顔にも出るモノを
かいてみよーというのも企画の趣旨かと)情念はまだ包み込んだように、いずれふてぶてしいまでの
開花を思わせる、といったところでしょうか。ひらたく言うと、迫力と清純のミックス。
もちろん顔だけではなくて、こういう丈をあげた服(?)を着てるようなお年頃……から匂うモノが
ですね。
和洋対決というワケですか。はあ!この絵なら、てのは検索で出てきましたが、そう思って見ると
何やら乙女ゲ絵師(は?)にも通じるようなキレイな気品を感じますね。それ父の絵。ですか;
なんかタイヘンだったよーな気が……えーキレイな絵描く父ちゃんとケレンな父ちゃん、画業手伝う
のはどっちが、って……コンプレックスよりすくすく伸びる才気、をお描きになってるわけですが
会う筈のない二人が会っていたら良いお友達になってたかもしれませんねえ。
ライバル……ではないなこの絵からは。女性であるコトがハンデだった時代を感じるからでしょか。
投稿者:m  [ 2011-07-12 22:41:54 ]


こんばんは!
やはり伊那さんは画家で来られましたねー^^
女画家をチョイスしてくださったところがまたニクい!!

双方とも絵を見たことがなかったのですが、検索したら結構出てきました♪
(ティントレッタはお父さんの絵がたくさん出てきちゃったから、かなり少なかったけど;;)

応為の夜桜美人図、見ました!!
私こういう、黒バックに幻想的な光を表現してあるような絵、大好きです!!!
人物の着物に写りこんでる光の感じとか、すっごく綺麗……!思わず見惚れました!
原画を見てみたいな……ますます浮世絵の魅力にハマりそうです><
お父さんに認められたっていうのも納得。私も、北斎の美人画よりも、応為の美人画の方がうまい気がします(素人判断ですが><)。

ティントレッタの絵は、確かにミケランジェロっぽいですね。
ミケランジェロの絵って、全体的に淡い色彩のものが多い気がするのですが、ティントレッタの絵は全体的に彩度が低くて輪郭がはっきりしてる感じがします><

二人とも、さすがサラブレッドだなーという感じです!絵って、スポーツと違って、男も女も同じ土俵で勝負できるところがいいですよね♪
この頃は女性の立場が低かったということはあるのでしょうが、女性が父親に負けないような仕事をして活躍していたという話を聞くと、同じ女としては勇気付けられるものがありますね(*´∀`)


伊那さんの絵画に対する愛情が伝わってくるようなブログでした♪
いろいろと勉強させてくださってありがとうございます(*´ω`*)
投稿者:タチバナ ナツメ  [ 2011-07-12 22:31:31 ]


 こんばんは~

 応為さん、名前は知りませんでしたが、そういう人がいるとは聞いたことがあります。
 知的に見えますー
 でも、ちょっとだけおきゃんな感じもします(説明文読んだせいかな?)。

 ティントレッタさんはまったく知りませんでした。
 16世紀にそんな人がいたとは!
 というか、それを今知ることが出来るって凄いことですよね。
 同じように女性で芸術方面の仕事をしていた人もいるでしょうが、時代背景的に名が残ることは難しいでしょうから。

 また一つお勉強になりました♪
投稿者:汀雲  [ 2011-07-11 23:16:49 ]